台風被害

朝礼レポート

シルバーウィークの前半は台風14号(ナンマドル)が日本列島を縦断しました。
勢力も大きく、各地で大きな爪痕を残しました。

明日からの3連休も雨予報で台風15号も発生する予報になっています。

台風シーズンを迎える中、どのような対策ができるのか紹介します・・・

暴風で飛ばされたものは住宅や人に被害を与える凶器となりかねませんので、傘や物干し竿、植木鉢、自転車など外に置いてあるものは室内にしまったり、飛ばされないよう固定する必要があります。

車での移動中に被害にあるケースもありますので、不要不急の外出は控えるほか、必要な予定のある人もスケジュールを変更することも重要な対策の一つです。
他よりも土地が低い場所やアンダーパスは水が溜まりやすく、車が止まってしまう可能性があります。
車の浸水は、30センチ程度 エンジンが停止、50センチ以上 車が浮き流される危険があります。

また、ハザードマップの確認も必須になります。
自宅がハザードマップのどの位置にあたるのか、避難場所はどこなのか、避難の最中で危険な場所はないかなど事前に確認しておくことが重要です。
家族としっかりと話をしておくと、いざという時に慌てずに済むと思います。

大丈夫だろうと考えるのではなく、早めに準備し対策をとることが、命を守るうえで重要になってきます。
この3連休で改めて自宅周辺の確認など行ってみるのはいかがでしょうか。

余談ですが、台風には必ず「名前」がついています。
北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会で140個用意しています。
基本的にはこの140個の名前を繰り返し使っていきますが、大災害をもたらした場合は以後その名前を使用しないよう変更することができるようになっています。