人生の体感時間とは

朝礼レポート

台風が過ぎ去り、一気に夏から秋に季節が変わってきました。
年々1年という時間が過ぎていくのを早く感じます。

人間誰もに平等に割り当てられたものは「時間」であるとよく言われます。
1日は24時間であり、1年は365日、365日は8,760時間で8,760時間は525,600分になります。
これは、年齢も国籍も肩書も関係なく平等に与えています。

ですが、この「時間」を年齢を重ねるごとに早く感じてしまうのはなぜなのでしょうか。
19世紀フランスの哲学者「ポール・ジャネ」が「ジャネーの法則」として【人生にある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する】という法則を発案しました。

年齢を重ねるにつれて自分の人生における「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、早く過ぎたように感じられるようになる
と、いうことです。
1歳のとき感じた1年を1/1とした場合、2歳のときは1/2となり、1歳の時の2倍速く感じるようになります。
物心つく3歳から計算するとおよそ20歳前後が体感的な人生の半分となると考えられています。

とは言っても、ジャネーの法則はあくまでも年を取ると時間が早くすぎるという現象を説明する1つの考え方です。
ですが、実際に時間が早く過ぎると感じる方は、自分の時間の使い方を見直してみるといいかもしれません。
新しい刺激や変化を取り入れることで、毎日をより充実したものにできるのではないでしょうか?