WindowsXPのサポートが終了しました。
4/9、本日をもってWindowsXPのサポートが終了しました。
日本マイクロソフトホームページより
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/xp_eos.aspx
今までもOSのサポートが終了してきて、なぜXPだけこんなに騒がれるのか…。
答えは、それだけ良いシステムだったということです。
良いシステム=ユーザーが多い=サイバー攻撃による被害も多い
という図式が成り立つのです。ターゲットになりやすいという事も言えるでしょう。
いまだ利用をつづける予定の方は、どこか問題なのかが気になるところです。
1. ネットにつなげなければ問題ないのでは?
確かにインターネットにつなげなければ問題は少ないかもしれません。
しかし、現在、完全にネットワークにつながずに使用するパソコンは少ないです。
プリンターをLANでつないでいたり、データをメールで受けたり…。
さらにはUSBメモリやDVDメディアなどでの受け渡し。
こちらからもウイルスは侵入します。
果たして徹底して孤立した利用が可能なのかは難しいところです。
2. ウイルス対策ソフトを入れておけば安心?
そもそもウイルス対策ソフトとOSメーカーによるアップデートによるセキュリティは質が違います。ウイルス対策は侵入してきたウイルス等に対して防ぐものであり、OS自体の穴に対しては対応できません。そしてハッカーたちは当然、OSサポートの終了した穴への攻撃を行います。
おそらくですが、一度判明した穴は瞬く間にハッカーたちに広まるでしょう。
3. 周辺機器も対応終了、お客様へも影響が…?
OSによるサポートが終了すると、合わせてプリンターやハードディスクなど周辺機器もサポートを終了します。メーカーもマイクロソフトがサポートしないものに対応する必要がないからです。そしてうっかりXPのパソコンを通して、お客様へデータを渡したり、メールをした場合、知らずしてウイルスを送ったりしてしまうかもしれません。あえて保障のないシステムでリスクを背負う必要もないはずです。
以上簡単ですが、XPによる危険性を上げてみました。もちろん絶対にXPを使ってはいけないとも言いませんが、仕事で使う場合はサポートされたシステムでの業務が良いかと思います。