Internet Explorer の危険性について
マイクロソフトが4/9にWindows XPサポートを終了し、5月を迎えようとした28日に
IE(Internet Explorer)に対して脆弱性がある点を発表しました。
マイクロソフト「IE」の脆弱性に世界震撼
http://toyokeizai.net/articles/-/36708
ほぼXPでの標準ブラウザであったIE6についてかと思いきや、
IE6~11まで対象ということで、最新のOS、ブラウザでもハッキングの危険があるということ。
IEはWindowsOSのデフォルトブラウザですから、金融関係などの基幹システムとつながっていることも珍しくありません。
まだいくつかの被害しか発表されてませんがユーザーとしてはリスクを下げる努力が必要かと思います。
対応としては、極力IEの利用を下げる事。フラッシュで使われているプログラムも関係しているので
IEでフラッシュのサイトを見ないようにする。閲覧だけなどの基本的なインターネットは別のブラウザで行う。
これを機に、リスク分散としてFireFox、グーグルクロームを入れておくのも良いかもしれませんね。
世間を騒がせたニュースでしたが、5/1にマイクロソフトが修正のための更新プログラムを配信しています。
今回はサポート終了間もないということで、XP全バージョン向けにも更新プログラムの配信も行ったようです。
Microsoft、IEの脆弱性を修正 Windows XPも対象に
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1405/02/news039.html
ユーザーは自動更新を有効にしていれば更新プログラムが適用されます。
収束に向かいそうですが、こういったアクシデントの発生時に、冷静に情報を集め判断することの重要性を強く感じました。
WindowsOSの標準ブラウザであるIE。パソコンから削除する必要はありませんが
リスク分散の面からも他ブラウザも使えるようにしておくことも重要ですね。