パーソナライズド検索について

ホームページ用語解説

ホームページをお持ちの方は、
ご自分のパソコンでGoogle検索を行ない、
ホームページの検索順位を確認しているかと思います。

しかし、このGoogleによる検索結果はユーザーごとに違うのです。
「検索結果がユーザーごとに違うのならSEOなんていらなんじゃ…」
たしかにそう言いたくもなりますが、
実際のところ、SEOは必要ですからご安心ください。

これは、Googleの「パーソナライズド検索」というサービスで、
ユーザーごとの履歴情報に基づいて個別に
検索結果をカスタマイズするというものです。

例えば、何回も「ピザハット」に注文している人がいたとします。
当然、「ピザ」と検索し、自分の近所のピザハットへ注文していますね。
すると、このユーザーの検索結果には、ドミノピザでもピザーラでもなく、
ピザハットが優先的に表示されるということです。(←あくまで推測です…)

具体的に何をもって個別にカスタマイズしているのかといえば、
以下の5つ。

1. IPアドレス(アクセス元、地域)
2. 言語設定
3. 同一セッション内の直前の検索クエリ
4. ウェブ履歴(要Googleアカウント)
5. ページ履歴(要Googleツールバー)

要は、ユーザー目線でより便利なサービスを提供していく
という考えからすると、当然と思われる機能です。

しかし、4、5番においてはGoogleアカウントへのログインや
Googleツールバーのインストールなどをしないと行われないものと
なっています。

隣のPCとまったく異なる検索結果が表示されるわけではないし、
全体検索の20%以下が変わるという程度なので、
今までのSEO対策にもさほど影響はないのでは…という話もあります。

現状では、自社ホームページの検索順位を調査する場合は
パーソナライズド検索を無効にするということと、
今後、キーワードありきではなくユーザー目線の
コンテンツづくりが重要となってくるということでしょうか。

それでは、パーソナライズド検索の無効化を書いておきます。

検索結果ページのアドレスの末尾に「&pws=0」をつける

これだけです。本来は、ブラウザのCookieを削除すればよいのですが、
少し面倒ですよね。これであれば簡単に無効にできます。

さらに、ブラウザ毎に「シークレットモード」というものがあります。
ショートカットを書いておきますので、使ってみてください。

Internet Explorer:「Control + Shift + P」

Firefox:「Control + Shift + P」

Google Chrome:「Control + Shift + N」)

Opera:「Control + Shift + N」

※MacはControlが、Commandとなります。

こちらは、ウィンドウが別で立ち上がり、
そこから検索したものの履歴は記録されないようになります。
しかし、ブラウザによっては完全にパーソナライズが無効にならないものもあるようです。

参考に…↓
Chromeのシークレットウィンドウではパーソナライズド検索を無効にできない
http://buzzwordjp.blogspot.jp/2011/08/chrome_25.html

今回の記事はこちらを参考にしました。
Googleが進めているパーソナライズド検索やページ評価についてGoogleのアダム・ラズニック氏に聞いてみた
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/06/12/5415

それでは、今回は、ここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。m(_ _)m

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