元気な群馬応援フェア&セミナー 2014 その2

朝礼レポート

ジメジメしてきました。
いよいよ夏がやってきます。体調管理をしっかりしたいですね。
それでは朝礼レポートです。

富士ゼロックス様主催のセミナーのお話です。
そこで登壇していた株式会社アオキ代表の青木豊彦氏の講演、
河内弁バリバリでざっくばらんとしたお話にたいへん楽しく聞けたということです。

株式会社アオキは30人程度の町工場。ところが2009年に人工衛星「まいど一号(SOHLA-1)」を打ち上げるプロジェクト
に参画、成功させたことで有名になり、その後もJAXAと共同研究・開発などを行っています。

青木社長のお話では、人工衛星は一つの手段であり、社員がプライドを持って仕事ができるようにしたかったそうです。
誰でもできる仕事を延々とこなしているのでは、つまらないし、プライドも持てません。
小さな町工場では若い力が必要なのにそんな状態ではやってきてくれません。そんな状況をなんとかしたい。という思いで
地元の中小・零細企業に声をかけて人口衛星のプロジェクトに参加したそうです。

結果としては、修学旅行で会社見学に来てくれるようになったりなど
若者に町工場のものづくりに興味をもってもらえるようになりとても嬉しく思っているそうです。

私はプライドを持たないことが信条だったりもするのですが、
プライドの持てる仕事ができるというのは、生活している上でとても重要だと思います。
重要な機械部品を制作していると思えば、会社にも社会にも必要とされている事を実感できますし、
家族にも胸をはって働けるという事もありますね。

日本では創業100年以上の長寿企業が多く、2万社以上あるそうです。
長寿企業が多いという事は古き伝統を守りながら、イノベーションを起こしているからだと思います。

もちろん創業時の成功があるから今があるわけですが、あまり過去の成功にとらわれてしまうと
新しい一歩を踏み出すのに躊躇してしまいます。
チャレンジすべき時に踏み出せる柔軟な思考と、未来への流れをキャッチできる敏感なアンテナを持ちたいものです。

創業100年超の「長寿企業」2万6000社。
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p130901.html