軽油が凍る?

朝礼レポート

10年に1度とまで言われる寒波の影響から昨日は各地で強風や大雪となっています。
皆様の地域ではどうだったでしょうか?
雪道を走る際は最低でも冬タイヤで走るようお願いします。
積雪・凍結した道をノーマルタイヤで走行するのは法律違反になりますのでご注意ください。

さて、そんな寒波によって水道管凍結はよく聞きますが、軽油も凍ることはご存知でしょうか?

ガソリン車、電気自動車、ハイブリッド車、ディーゼル車など、様々なタイプの車が販売されています。
その中で近年販売台数を増やしているディーゼル車ですが、その燃料である軽油が冬季は凍ってしまう可能性があります。
そもそも軽油は「特1号、1号、2号、3号、特3号」と5種類に分類されます。
各号によって流動点が異なります。
特3号は-30度、3号は-20度、2号は-7.5度で凍結します。
各地域や月によって販売される軽油の種類は異なります。
2号の経由で給油した後、寒い地域への移動をした場合、給油されている軽油が凍ってしまいエンジンが始動しなくなる可能性が発生します。

都市部から寒冷地へ旅行を考えている場合は、満タンにして出発するのでなく最低限の燃料のみ給油し現地で追加給油すると凍ってしまう危険性を減らすことができます。

軽自動車=軽油と思われて間違って給油してしまうケースも多々あります。
ご自身が乗られている車の燃料がないであるのかや、燃料によっての注意点など調べておくと旅行先などで車が動かないなどのトラブルを減らすことができるかと思います。