神様と通じる扉

朝礼レポート

今日は二十四節季の「大雪」です。
本格的に雪が降り始める季節になりました。
本社のある群馬県でも赤城山で初冠雪が見られました。
いよいよ体にこたえる寒さになりますので、体調管理に気をつけて過ごしたいですね。

さて本日は、神様と通じる扉に関してです。

朝礼当番さんの息子さんは、大学でラグビーをしていてその試合を観に長野県に行った際のお話になります。
試合会場から30分の場所に善光寺があったことから、試合観戦後ノープランで善光寺に足を運んだそうです。
案内の人に促されるまま、券を購入し「お戒壇巡り」に行かれたとのこと。

お戒壇巡りとは一寸先も見えない暗闇の中を進み、途中にある「極楽の錠前」を探すものです。この錠前は善光寺の御本尊と結ばれていえ、触れることで直性ご縁を結べることから神様と通じる扉とも言われています。
善光寺は、入口を俗世とし最奥を極楽とした空間が広がっています。一番奥にある瑠璃壇には絶対秘仏の一光三尊阿弥陀如来像があり、この瑠璃壇の板にはお戒壇巡りがあり、極楽浄土との往来が約束されていると言われています。
善光寺の一光三尊阿弥陀如来像は絶対秘仏になるので、人に見せることはありません。開帳の際に人目に出るのはお前立といい秘仏を模して作成された身代わり像です。善光寺ではそのお前立も秘仏とされ、7年に一度の御開帳でのみ見ることができます。

ノープランでの観光も多くの発見ができ非常に有意義に過ごせますが、歴史的な施設に行く際は下調べを行ってから行くと理解を深めることができると思います。

長野に足を運んだ際は、一度善光寺へ足を運んでみてはいかがでしょうか。